京橋の歯科医院が解説|唾液検査で分かる「お口のむし歯リスク」
- 2026年8月19日
- 予防歯科
こんにちは。京橋駅・宝町駅から徒歩1分の歯科医院、京橋Uデンタルサロンです。
京橋Uデンタルサロンでは、患者様一人ひとりのお口の状態を詳しく把握し、その方に合ったむし歯予防につなげるため、唾液検査を行っています。

「毎日歯を磨いているのに、むし歯ができてしまう」
「むし歯になりやすい人と、なりにくい人の違いは何だろう?」
このように感じたことはありませんか?
むし歯は、単に「歯みがきが足りないからできる」というものではありません。お口の中にいる細菌の量や唾液の量・働き、食生活、フッ化物の使用状況など、さまざまな要因が重なって発生します。
そのため、むし歯ができた部分を治療するだけでなく、
「なぜむし歯になったのか」
「これからどのように予防していくのか」
を考えることが大切です。
当院では、患者様一人ひとりのお口の状態を詳しく把握し、その方に合ったむし歯予防につなげるため、唾液検査を行っています。
継続して通院される患者様には、原則として唾液検査を受けていただき、ご自身のお口の状態を知るところから予防を始めています。
唾液を調べると、何が分かるのでしょうか?
当院の唾液検査では、主に次の4項目を確認します。
① ミュータンスレンサ球菌(デントカルトSM)
ミュータンスレンサ球菌は、むし歯の発生に深く関係する代表的な細菌です。
糖を利用して酸をつくり、その酸によって歯の表面が溶ける「脱灰」を引き起こします。
デントカルトSMでは、唾液や歯の表面のプラークを採取し、ミュータンスレンサ球菌の量を確認します。
細菌の量を知ることで、現在のお口の中がどの程度むし歯になりやすい状態なのかを考えるための大切な情報が得られます。

② ラクトバチラス菌(デントカルトLB)
ラクトバチラス菌は、酸性の環境を好み、むし歯の進行に関係する細菌です。
むし歯によってできた穴や、詰め物・被せ物と歯との段差など、汚れがたまりやすい場所で増えやすいとされています。
唾液中のラクトバチラス菌の量を調べることで、むし歯の進行リスクや、糖分を摂取する頻度など、食生活を見直すための手がかりになります。

③ 唾液分泌量
5分間ワックスを噛んでいただき、一定時間に分泌される唾液の量を測定します。
唾液には、食べかすや細菌を洗い流すほか、歯の表面を修復する「再石灰化」を助け、お口の中の環境を守る働きがあります。
唾液の分泌量が少ないと、こうした働きが十分に発揮されにくくなり、むし歯のリスクが高まることがあります。
そのため、唾液がどのくらい分泌されているかを知ることも、むし歯予防を考えるうえで大切です。
④ 唾液緩衝能
食事をすると、お口の中は酸性に傾き、歯の表面が溶けやすい状態になります。
唾液には、酸性に傾いたお口の中を中性に近い状態へ戻す働きがあります。この「酸を中和する力」を、唾液緩衝能といいます。
専用の試験紙を使用して緩衝能を確認することで、食後に酸性へ傾いたお口の環境を、どの程度元に戻す力があるのかを調べます。

検査結果から、一人ひとりに合った予防方法を考えます
このように唾液検査では、
- むし歯に関係する細菌の状態
- お口を守る唾液の量と働き
の両方を確認できます。
当院では、検査結果だけでなく、お口の中の状態や歯みがきの習慣、食事・間食の回数などもあわせて確認します。
そのうえで、歯みがき方法や食生活、フッ化物の使用方法など、患者様一人ひとりに合った予防方法をご提案しています。
大切なのは、検査を受けること自体ではなく、結果をもとに「今の自分には何が必要なのか」を知り、毎日の生活に活かしていくことです。
当院が唾液検査を大切にしているのは、患者様に「悪くなったら治療する」のではなく、「悪くならないように予防する」という考え方を持っていただきたいからです。
「自分はむし歯になりやすいのかな?」
「今の歯みがきや食生活のままで大丈夫かな?」
と気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

京橋Uデンタルサロンでは、検査結果を分かりやすくご説明し、患者様一人ひとりに合った予防方法を一緒に考えてまいります。
